身体を鍛えている人やダイエットをしている人に必須の「プロテイン」。
その主な目的はタンパク質の摂取である。
では具体的に「どれくらいのタンパク質が含まれているのか?」「他にどんな成分がどれくらい含まれているか?」などについて見ていこう。
[aside type="normal"]※プロテインは大きく分けていくつか種類があるが、今回書くのは一般的なプロテインである「ホエイプロテイン」と呼ばれるものである。[/aside]
カロリーなどの成分は?
具体例を出して見てみよう。
例えば、オプチマムというメーカーの有名なプロテイン「ゴールドスタンダード」の成分表は↓になる。
カロリー | 130 |
---|---|
炭水化物 | 4g |
脂質 | 1.5g |
タンパク質 | 24g |
まず、1スクープあたりのカロリーは130kcalとおにぎり1個(約180kcal)よりも低い。プロテインダイエットというものが存在するのも納得である。
その理由は、ホエイプロテインには無駄な炭水化物や脂質はほとんど入っていないからだ。若干は含まれているが、5g以下ならほぼないに等しいと言えるだろう。
メーカーによって成分量にやや差はあるが、それでもカロリーや脂質は低く抑えられているのだ。
あとは商品によって、ビタミンやミネラルが少量ではあるが含まれている場合もある。
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「プロテインを飲んで太る」は間違い
上記の成分表のように、プロテインはカロリーや脂質が少ない。プロテインを飲むと太るというのは完全に間違いである。
ただ、繰り返しになるがホエイプロテインには若干ではあるが炭水化物や脂質なども含まれている。そのため過度に飲み過ぎると、太るまではいかずとも余分な脂質を摂ってしまうので注意が必要だ。
また、体質によっては飲み過ぎるとお腹が緩くなる場合もあるので必要以上の摂取は気を付けよう。
[aside type="normal"]※プロテインの中には、「ウエイトゲイナー」や「マスゲイナー」「ウエイトアップ」といった名前の体重を増やすためのシリーズが売られている。これらはタンパク質よりも炭水化物がかなり多く含まれており、普通のホエイプロテインとは成分が異なる。増量目的でない場合は間違えて買わないしよう。[/aside]
タンパク質含有量に注目
基本的に、プロテインを飲む目的はタンパク質の摂取である。筋肉をつけるためにはタンパク質が必須だからだ。
そのため、筋肉をつけることが目的の場合はタンパク質含有量というものを気にする必要がある。
タンパク質含有量というのは、例えば成分表を見て「1スクープ(33g)あたりタンパク質24g」と書いている場合、「24 ÷ 33 = 約73%」になる。
タンパク質含有量が高くなればなるほど基本的に値段は高くなってしまうので、お財布と相談しつつ、目安としてはだいたい70%以上のものを選ぶようにしよう。
まとめ
- プロテインは1スクープあたり130kcalと低カロリー・低脂質
- 飲んで太るは間違い
- タンパク質含有量が重要(70%以上が目安)
以上が、プロテインのカロリーや成分・栄養素についてである。
プロテインはただのタンパク質なので決して飲むと太るものではない。適度な活用をして、理想とする身体を効率よく手に入れよう。