「パワーグリップを購入したいがおすすめは?」
「選び方はどうしたらいい?」
「女性におすすめのパワーグリップは?」
そんな疑問に答える記事である。
パワーグリップは筋トレに必須のトレーニングギアだが、色んなメーカーから販売されているうえにamazonや楽天・メーカー公式サイトなど購入できる場所も多い。
そのため、どれをどこから購入したらいいのかわからないという人も多いだろう。
この記事では、
男性向けパワーグリップおすすめランキング10選
女性向けパワーグリップおすすめランキング4選
その中でも特におすすめはどれか?
についてまとめた。パワーグリップの基礎知識や選び方と合わせて解説する。
↓結論↓
- グリップ力が高いラバー素材がおすすめ
- サイズがあるメーカーは手首の太さから選ぼう(微妙な場合は小さめがいい)
- 価格と質はある程度比例する
- 男性に特におすすめのパワーグリップは「ゴールドジム パワーグリッププロ」か「Versa Gripps PRO」
- 女性は「Versa Gripps PRO」か「コブラグリップス」がおすすめ
目次
パワーグリップ選びは重要
パワーグリップ選びは、トレーニングをする上で非常に重要である。
なぜなら、粗悪なパワーグリップを選んでしまうとグリップ力が悪く滑ってしまったり、最悪の場合ちぎれてしまうこともあるからだ。
またサイズを間違えて購入してしまうと、使いづらかったり、手首が痛くなる。そうして段々使わなくなってしまうのだ。
実際使ってみないとわからない部分もあるが、できるだけそうならないためにも、しっかりとパワーグリップの選び方を理解しておくことが重要だ。
パワーグリップの基礎知識
最初にパワーグリップについて説明しておくと、手首につけることで握力をサポートしてくれる筋トレに必須のトレーニングギアである。
使用することで、筋トレ初心者から上級者まで対象の筋肉(特に背中)をしっかりと追い込むことができるのだ。
使い方
パワーグリップの使い方についての要約は以下だ。
- 筋トレ種目に合わせて、2種類の使い方がある
- デッドリフトでは使用必須
- 懸垂やラットプルダウンなどの背中のトレーニングに効果大
- ベンチプレスやダンベルプレスなど他の種目にもおすすめ
- 筋トレ初心者こそ使うべき
パワーグリップの効果や使い方・使う筋トレ種目については、詳しくは別記事にまとめてある。
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リストストラップとの違い
パワーグリップとよく似たトレーニングギアでリストストラップというのがあるが、違いは以下になる。
- どちらも目的は同じ「握力補助」
- パワーグリップの方が、さっと使用することができる
- グリップ力は、リストストラップの方がやや上
- 価格はリストストラップの方が安い
- 併用するのがベストだが、どっちか1つならパワーグリップがおすすめ
それぞれメリット・デメリットはあるが、握力のサポートという目的は同じだ。どちらを使うかは、好みの問題である。
リストストラップとの違いについても、詳しくは別記事にまとめてある。
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パワーグリップの選び方
パワーグリップの選び方には、大きく分けて3つのポイントがある。
「素材・サイズ・価格」だ。
それぞれどのように選ぶべきなのかについて、見ていこう。
素材
まず負荷を支えるベロの部分の素材だが、
「ラバー・ナイロン・革・ゴム・スチール」などがある。
その中で最もおすすめするのはラバー素材だ。
すべりにくいためグリップ力が高く、高重量トレーニングでも全く問題がない。1番売られているのもこのラバー素材のパワーグリップである。
まれに手が痛いという人もいるが、「使い方が悪い」「サイズが合っていない」「慣れてない」のどれかだろう。
ラバーの欠点は、ナイロン素材のように手軽に洗えないという点である。
ただパワーグリップは洗わないという人がほとんどなので、そこまで気にする必要はないだろう。
サイズ
選び方の中でも実はかなり重要なのが、サイズだ。
パワーグリップには「XS/S/M/L」といったサイズがあるメーカーもある。
その場合は自分の手首の太さにあったサイズを選ぶようにしよう。
小さすぎても当然NGだが、大きすぎても筋トレ中ずれてしまってしっかりしたグリップ力が得られない。
また、同じサイズでもメーカーによってサイズ感は違う。
ほとんどの場合、購入ページや公式サイトにサイズと手首の太さの目安が書かれてあるのでよく確認しよう。
もしサイズが微妙な場合(手首の太さがSとMの中間など)は、小さめを選ぶことをおすすめする。
[aside type="normal"]フリーサイズしか販売していないパワーグリップもある。サイズが合わない場合があることを考えると、サイズがあるメーカーの方が望ましい。[/aside]
価格
必ずしも価格が高い方がいいとは限らないが、ある程度価格とパワーグリップの質は比例する。
同じラバー素材でも、質が良いものは悪いものに比べて縫い方がしっかりしていたり、耐久性やグリップ力も全然違う場合が多い。
「高いのを買え」とまでは言わないが、極端に安すぎるものは避けた方が無難だろう。
[aside type="normal"]一般的に、サイズが小さい女性向けなどの方が価格は安い。[/aside]
デザイン
使い勝手はもちろんだが、デザインもこだわりたいところである。
メーカーによって、おしゃれな商品からちょっと…と思うものまでさまざまだ。
自分が「かっこいい、使いたくなる」と思うデザインのパワーグリップを購入しよう。
おすすめできない商品は?
以上の選び方をまとめると、あまりおすすめできない商品は以下になる。
- ナイロンやゴムなど滑りやすい素材
- サイズが合わない
- 極端に価格が安い
- 「ちぎれた」などのレビューがある(レビューは100%信用も×)
Amazonや楽天・公式サイトから購入可能
意外にも、公式サイトよりamazonや楽天などECサイトの方が安い場合が多い。
購入時に比較して、偽物やぼったくりの価格に注意しながら安いところで買うのがベストと言える。
[aside type="normal"]参考までに、商品ごとに大体の価格を書いておく。ECサイトはタイミングによって価格が多少は変わるが、参考価格より極端に高いものには注意しよう。[/aside]
パワーグリップおすすめランキング10選(男性向け)
それではパワーグリップのおすすめランキングを紹介する。
まずは男性向けだ。
ただ、「デザインがやや男性向け」「MやLなど大きいサイズがある」というだけなので、女性の方が使っても全く問題はない。
[aside type="normal"]女性におすすめのパワーグリップについては、別に下で紹介する。[/aside]
1つ注意点として、ここでおすすめするパワーグリップはAmazonや楽天・日本のサイトで購入できる商品である。
海外からの通販などを含めればもっとオシャレなのはたくさんあるが、関税や送料などの問題があるので海外商品については別記事で今後紹介したい。
ゴールドジム「パワーグリッププロ」
価格 | 7,000〜10,000円 |
---|---|
素材 | ラバー |
自分が愛用していることもあり、最もおすすめするパワーグリップがゴールドジムの「パワーグリッププロ」だ。
とにかくグリップ力と耐久性がしっかりしている。
2年以上トレーニングに使用しているが、ボロボロになる気配も一切なく、懸垂や高重量デッドリフトにも全く問題がない。
自信を持っておすすめできる。
サイズは、手首の太さの目安が「約16cm→S、18cm→M、21cm→L」となっている。
ゴールドジム公式サイトだと定価が税込9,500円だが、amazonや楽天だとタイミングによってはもっと安く購入できるのでおすすめだ。
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Versa Gripps PRO
価格 | 8,000〜10,000円 |
---|---|
素材 | ラバー |
海外でフィジーカーやボディビルダーに人気なのが、この「Versa Gripps PRO」である。
実はこのVersa Grippsは、上で紹介したゴールドジムのパワーグリッププロと作りが同じである。
どちらもVERSA社が製造しているからだ。
素材・ベロの長さも同じで違うのはデザインだけなので、パワーグリッププロかVersa Grippsか迷ったら見た目の好みで決めるといいだろう。
「ゴールドジム」と書いてあるのが嫌な人は、こちらがおすすめだ。
またゴールドジムのパワーグリッププロに比べて、カモフラージュ柄やオレンジなど色の種類も多い。
価格もだいたい同じだが、サイズ感は異なるので注意が必要だ。
Versa Grippsは手首の太さの目安が「約15-17cm→XS、16.5-20cm→S、19-22cm→ML、22〜→XL」となっている。
コブラグリップス(Cobra Grips)
価格 | 4,000〜8,000円 |
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素材 | ラバー |
意外と国内・海外で人気なのが、このコブラグリップス(Cobra Grips)のパワーグリップだ。
無骨で、気にいる人は気にいる独特なデザインである。作りもしっかりしている。
コブラグリップスのパワーグリップはレザータイプなどもあるが、このラバータイプがおすすめだ。
シーク Schiek ULTIMATE GRIP
価格 | 4,000〜6,000円 |
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素材 | ラバー |
「シーク」のパワーグリップ、アルティメイトグリップである。
シーク(Schiek)は有名なトレーニングメーカーなので、ある程度信頼性は高いと言えるだろう。
「ブラック・レッド・ブルー・ピンク」の全4色だ。
サイズは、手首の太さの目安が「約16.5cm以下→S、16.5〜19cm→M、19cm→L」となっている。
RISE(ライズ)
価格 | 約6,000円 |
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素材 | ラバー |
個人的にはかなり好きなRISE(ライズ)という有名な海外メーカーで、特にトレーニングベルトなんかはおしゃれなデザインが目を引く。
そのRISEが販売するパワーグリップである。ブルーとレッドの2色展開だ。
デメリットは、フリーサイズしかない点である。
king2ring pk650 pro
価格 | 約3,000円 |
---|---|
素材 | ラバー |
あまり聞いたことがないメーカーだが、amazonや楽天でトレーニングギアを販売しているメーカーだ。
このking2ringのパワーグリップは、何といっても他のメーカーに比べて安いのが特徴である。
ゴム(ネオプレン)や本革などの素材もあるが、おすすめはやはりラバーだ。
「pk650 pro」という名前で売られている。
サイズは、手首の太さが「約14-17cm→S、17-19cm→M、18-21→L」となっている。
「安いのがいい!」という人におすすめする。
GLFIT
価格 | 約3,000円 |
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素材 | ラバー |
GLFITというメーカーのパワーグリップである。
こちらも同じく価格が安いのと、シンプルなデザインが特徴だ。
サイズは、手首の太さが「約16-18cm→S、18-21cm→M、21-24cm→L」となっている。
ALL OUT
価格 | 約3,000円 |
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素材 | ラバー |
ボディビルダーの浅野喜久男という方が監修したパワーグリップだ。
こちらも同じく価格が安いのが特徴なので、安いのがいい人におすすめする。
ただ、フリーサイズしかないので、手首の太さによってはジャストフィットしないかもしれない点がデメリットである。
商品説明によると、手首の太さは23cmまで対応となっている。
ENERGY FITNESS
価格 | 約3,500円 |
---|---|
素材 | 革 |
こちらも同じく、価格が安いのが特徴のパワーグリップである。
素材も革製なので、ナイロンなどに比べるとグリップ力は高い。
ただ、サイズがフリーサイズ(手首の太さ15-21cm)しかない点がマイナス点だろう。
安いのがいい人におすすめする。
IROTEC(アイロテック)
価格 | 約3,000円 |
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素材 | ラバー |
IROTEC(アイロテック)というメーカーのパワーグリップだ。
値段は安いが、フリーサイズしかないというデメリットがある。
比較表
おすすめする6つのパワーグリップを比較してみよう。
素材はENERGY FITNESS以外はラバーだ。
商品名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
ゴールドジム パワーグリッププロ |
7,000〜 10,000円 |
グリップ力・耐久性◎ |
Versa Gripps PRO |
8,000〜 10,000円 |
グリップ力・耐久性◎ おしゃれ&色多数 |
コブラ グリップス |
4,000〜 8,000円 |
グリップ力・耐久性◎ 無骨なデザイン |
Schiek (シーク) |
4,000〜 6,000円 |
有名メーカー 4色展開 |
RISE (ライズ) |
約6,000円 | デザイン◎ フリーサイズしかない |
king2ring pk650 pro |
約3,000円 | 安い その割にしっかりしている |
GLFIT | 約3,000円 | 安い シンプルなデザイン |
ALL OUT | 約3,000円 | 安い フリーサイズしかない |
ENERGY FITNESS |
約3,500円 | 安い 革素材なのが△ フリーサイズしかない |
IROTEC | 約3,000円 | 安い フリーサイズしかない |
あえて絞るならこの2つ
この中でもあえて絞るなら、「ゴールドジム パワーグリッププロ」か「Versa Gripps PRO」の2つをおすすめする。
価格は決して安くはないが、何よりグリップ力と耐久性が抜群だ。
パワーグリップはそうそう買い替えるものではないので、長く使うことを考えると購入する価値は十二分にあるだろう。
他の商品は「どうしても安いのがいい!」という人向けである。
女性におすすめのパワーグリップを4つ紹介
続いて、女性の方におすすめするパワーグリップを4つ紹介する。
女性用のパワーグリップがあるかというと、そうではない。
1つは「XSやSの小さいサイズがあるか」、もう1つは「可愛らしい華やかな色・デザインがある」商品だ。
Versa Gripps PRO
価格 | 8,000〜10,000円 |
---|---|
素材 | ラバー |
男性用でも紹介したが、Versa Gripps PROというパワーグリップだ。
ラバー素材で、グリップ力・耐久性も抜群なのでおすすめできる。
写真のようにマジックテープ部分がピンクの商品や、逆に文字部分がピンクの女性向け商品がある。
コブラグリップス(Cobra Grips)
価格 | 4,000〜8,000円 |
---|---|
素材 | ラバー |
国内・海外で人気のコブラグリップス(Cobra Grips)のパワーグリップである。
可愛らしいピンクと、価格は高いが大人っぽいデザインのカモピンクがおすすめだ。
コブラグリップスのパワーグリップは、レザータイプよりこのラバータイプがおすすめである。
シーク Schiek ULTIMATE GRIP
価格 | 4,000〜6,000円 |
---|---|
素材 | ラバー |
有名なリフティングメーカー「シーク(Schiek)」のパワーグリップ、アルティメイトグリップである。
「ピンク・ブラック・レッド・ブルー」の全4色だ。
サイズは、手首の太さの目安が「約16.5cm以下→S、16.5〜19cm→M」となっている。
GLFIT
価格 | 約3,000円 |
---|---|
素材 | ラバー |
GLFITというメーカーのパワーグリップである。
ピンクの配色とシンプルな文字が合わさって、全体的に女性好みの可愛らしい雰囲気がポイントだ。さらに価格も安い。
サイズは、手首の太さが「約16-18cm→S」となっている。
比較表
女性におすすめする4つのパワーグリップを比較してみよう。
素材は全てラバーだ。
商品名 | 価格 | 特徴 |
---|---|---|
Versa Gripps PRO |
8,000〜 10,000円 |
グリップ力・耐久性◎ 色多数 |
コブラ グリップス |
4,000〜 8,000円 |
グリップ力・耐久性◎ ピンクカモ柄あり |
Schiek (シーク) |
4,000〜 6,000円 |
有名メーカー 4色展開 |
GLFIT | 約3,000円 | 安い シンプルなデザイン |
あえて絞るならこの2つ
この中でもあえて絞るなら、「Versa Gripps PRO」か「コブラグリップス」の2つをおすすめする。
グリップ力と耐久性が抜群であるからだ。そんなに高重量を扱わないという女性の方でも、何年も使うことを考えると耐久性が高い方がいい。
あとの2つは「どうしても安いのがいい!」という人向けである。
納得のいくパワーグリップを選ぼう
以上が、パワーグリップの選び方とおすすめランキングである。
ベロの素材やデザイン、価格やサイズなど商品によってさまざまだ。初めて購入するという人は迷うだろう。
好みや使用感も人それぞれである。そして、実際に使ってみないとわからない部分も多い。
ただ適当に購入するのではなく、あらかじめそれぞれの特徴を比較して、自分が納得のいくパワーグリップを選ぼう。