お疲れっす。KSK Fitnessっす。
今日はいつもと少しジャンルを変えて、肩こりについてです。と言っても肩こりは筋肉の中で起こっているので、関係がないという訳でもありません。
肩こりになる理由と、その予防策や対処法についてぜひ知っておきましょう!
肩こりが起こる理由

悪い姿勢や同じ姿勢をとり続けることで、肩・首周りの筋肉が緊張してしまう
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緊張状態が続いてしまうと、筋肉内に乳酸が溜まる
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乳酸が溜まることによって血行が悪くなり、発痛物質を含む化学物質が血液で流されることなく筋肉内に滞留する
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肩・首周りに凝りや痛みが発生する
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凝りや痛みで身体が硬くなると、ますます血行が悪くなる
肩こりはこのようなメカニズムで起こります。何気なく起こるのではなく、必ず『悪い姿勢・同じ姿勢をとり続けることによる筋肉の緊張』といった原因があります。
そして、一度起こるとその痛みでさらに血行が悪くなり、ますます肩が凝るといった悪循環に陥ってしまいがちなのです。
肩こりを防ぐには?

まず1つ目の予防策として、肩や首に負担のかからない姿勢でいることです。デスクワーク中に首を前に突き出すような姿勢になってしまうことを避け、頭を首の真上に置くように意識するといいでしょう。
2つ目は、同じ姿勢でいることを避けて、定期的に首を回したり肩を伸ばしたり回したりして筋肉の緊張をほぐしてやることです。できれば立ち上がってこれらの動作をするのがいいでしょう。
そして最後に、このブログのテーマでもある筋トレをすることです。
肩や首周りの筋肉を鍛えて頭を支える土台をつくること、そして背中や腹筋を鍛えることで姿勢がよくなるなど、筋トレは根本的に肩が凝りにくい身体にするために適しているのです。
肩こりが発生してしまったら?
それでも肩が凝ってしまった場合は、肩・首周りの筋肉を動かしてやるのが効果的です。肩が凝っていたけど、ジムで運動をして肩周りを動かしたらなんとなくマシになったことがある、なんていう人も多いのではないでしょうか?
筋肉を動かすことによって、筋肉の内部や周りを通る血管が伸縮してポンプ作用で血行が促されるのです。そして血行が良くなると、筋肉がリラックスして緊張は解けていきます。
筋肉を動かす具体的な運動ですが、腕を肩と同じ高さ、もしくはそれよりも高く上げる動作を行うのがいいでしょう。
トレーニング種目でいうとサイドレイズに近い動きですね。そうすることで、僧帽筋や肩の深部にある肩甲挙筋といった肩こりの原因である筋肉が使われ、筋肉の緊張が解けます。

他にも、水泳やヨガなどの腕を大きく回したり上下する運動も、肩こり解消におすすめです。
また、お風呂や貼るカイロで温めてやることによっても筋肉の緊張がほぐれて、血行が促進するので効果的です。ただし、ほとんどの場合は違いますが、お風呂に入ると余計に凝りや痛みが増してしまうときは、炎症の可能性があるので逆に冷やすようにしてください。
まとめ
- 肩こりは、悪い姿勢や同じ姿勢をとり続けることによる、肩・首周りの筋肉の緊張が原因
- 予防として、『頭を首の真上に置くように意識する』『定期的に首を回したり肩を回したりする』
- 対処法は、腕を肩の高さ以上に上げる動作をして肩・首周りの筋肉をほぐしてやる。お風呂などで温めるのも効果的
ちなみに僕は、筋トレを始めてから肩こりが全然マシになりました。姿勢がよくなったことや血行がよくなったこと、頭の重さを支えている肩周りの筋肉がついたことが理由だと思います。
肩こりに悩んでいる人は、ぜひこれを機会に筋トレを始めてみてくださいね!