お疲れっす。KSK Fitnessっす。
筋トレをしている or していないに関わらず、痩せたいと思っている人は多いと思います。
そこでよく聞く疑問が、「筋トレとランニングなどの有酸素運動どっちが痩せるの?」です。
今回は、そんな疑問に対して僕なりの回答をしたいと思います。
筋トレと有酸素運動で得られるものの違い
まずは、「筋トレ vs ウォーキングやランニングなどの有酸素運動」で得られるものの違いについて、理解する必要があります。
筋トレは長期で成果を得られるもの
筋トレのような無酸素運動は、すぐには結果が出ません。筋肉は、すぐに発達するものではないからです。
例えば、今日あなたがマッチョな人の2倍の強度のトレーニングをしたからといって、一気に差が縮まるわけではありませんよね。
筋肉が目に見えて増えたと感じ始めるまでには、少なくとも3ヶ月は必要です。
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筋肉が増えると、身体は以下のように変わってきます。
- ①基礎代謝が増える
- ②食べたものが、体脂肪になりにくい身体になる
- ③体脂肪を燃焼しやすい状態の身体になる
①②③は同じような内容ですが、別の効果であることを理解して下さい。この効果によって、痩せやすい身体・体脂肪が付きにくい身体になるのです。
よって、筋トレは長期で成果をもたらすものなのです。
有酸素運動は即効性があるもの
逆に、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動は、すぐに結果が期待できます。
有酸素運動をすると、身体の体脂肪が燃焼します。また、有酸素運動が終わってからもしばらくは、体脂肪が燃焼している状態が続きます。
これによって、有酸素運動は身体の体脂肪を減らすことができるのです。
しかし、筋トレと違って痩せやすい身体・体脂肪が付きにくい身体になったわけではないため、リバウンドもしやすいのです。
痩せた身体を手に入れるためには?
痩せたい・体脂肪を減らしたいと思っている人は、一時的に痩せたいわけではなく、生涯にわたってスタイルがいい身体でいたいと思っている人がほとんどのはずです。
ということは、どっちがいいというのではなく、筋トレと有酸素運動の両方が大事なのです。
今付いている体脂肪を減らすために有酸素運動をし、さらに食べても太りにくくて体脂肪が付きにくい身体を作るために、筋トレをするのがベストなのです。
最強の身体づくりは?
上の2つの方法に、さらにバランスのいい食事を考慮した
「筋トレ+有酸素運動+食事制限」が最強の身体づくりの方法だと言えます。
実際、大会にでるボディビルダーやフィジーカーの方は普段の筋トレに加えて、減量期に「有酸素運動+食事制限」でギリギリまで体脂肪を落とします。
ただし、大会に出るほどガチな場合でもない限り、食事制限までしなくても「筋トレ+有酸素運動」で十分に痩せた身体づくりは可能です。
まとめ
- 筋トレは、太りにくい身体を作る「長期で成果を得られるもの」
- 有酸素運動は、今付いている体脂肪を落とすための「即効性のあるもの」
- ずっとスタイルのいい身体でいたいなら「筋トレ+有酸素運動」両方が必須
ダイエットや身体作りというのは、近道はありません。継続は力なりです!