お疲れっす。KSK Fitnessっす。
筋トレをしている人にとって、風邪は天敵ですよね。筋トレをするべきか休むべきか、非常に迷うと思います。
私は以前は、インフルエンザの時でも無理してやっていました。「筋トレをしたら逆に良くなるだろう」という意味不明の発想です。
もちろん良くなることはありませんでした。(幸いに悪化もしませんでした)
今回は、そんな風邪の時に筋トレについて書いていきたいと思います。
目次
無理をせず休む

まず結論から言うと、当然無理をせず休むべきです。
ほとんどの人が頭ではわかっているとは思います。しかし、トレーニングのルーティンや筋肉が落ちるのが怖くて、無理してやってしまう気持ちが非常にわかります。
そこで身体に言い聞かせるために、休むべき理由をいくつか書いていきたいと思います。
質のいいトレーニングができない

風邪の時に筋トレをしたところで、いつも通りのパフォーマンスは発揮できません。扱える重量や、上げれる回数はいつもより少ないはずです。
「いやいや、気合いで重量は落とさないよ!」と思うかもしれませんが、それでも普段より集中力は低下しているため、ケガをする可能性が高まっています。
風邪の上にケガまでしてしまったらもうヘコみますよね。ケガを防ぐ意味でも、風邪のときのトレーニングは控えるべきです。
効率が悪い
風邪の時というのは、摂取したタンパク質やビタミンといった栄養素が風邪を治すのに使われます。
そのため、筋トレで筋破壊を起こしても筋肉の修復・筋タンパクの合成に栄養素が使われにくい状態になっているのです。
よって、せっかく筋トレをしても普段のトレーニングより効率が悪いと言えます。
風邪が悪化する

場合によっては、風邪の症状が悪化します。
そうなれば筋トレできない期間が余計に長くなって、さらなる筋力ダウンにつながってしまいます。
早く治してできるだけブランクを空けないようにし、パフォーマンスが高い状態で筋トレを再開するのがベストなのです。
筋肉が落ちてしまうと不安になるかもしれませんが、1週間程度筋トレをしなくてもそれほど筋肉は落ちません。多少落ちてしまった分も、治った後の筋トレ1〜2回ですぐに取り戻せますよ。
それよりも、風邪が悪化してもっと筋肉が落ちることにつながるのを不安に思うべきです。
いつから再開できる?
熱が下がって2〜3日経過してから、再開するのが医学的にはいいようです。熱が下がってすぐは、まだぶり返す可能性が高いです。
また他の目安としては、軽い咳や鼻水程度なら経験上トレーニングをしても問題がないと思います。
トレーニングができないときにやるべきこと
栄養補給をして回復に専念する

まず早く治すためには、しっかりと食べて栄養を補給し、睡眠をとりましょう。
ビタミン類やタンパク質等をまんべんなく摂取してください。特に、風邪のときのビタミンCは有名ですよね。実際に、風邪の期間を短縮してくれるという研究結果があるようです。
食欲がないという場合は、サプリメントから摂取するのもありです。
筋トレの知識を深める
普段は仕事・トレーニングで忙しく、なかなか筋肉のことについて調べたりする時間がないでしょう。
ぜひ風邪のときの休養を利用して、本を読んだりユーチューブを見たりしてトレーニングの知識を深めましょう。今までしていた筋トレ方法が間違っていることに気付いたり、新しいトレーニングメニューの発見につながるでしょう。
まとめ
- 質のいいトレーニングができない
- 効率が悪い
- 風邪が悪化すると、余計に筋肉が落ちてしまう
- ビタミンCを摂取して早く治そう
風邪の時の筋トレは、無理をせず休みましょう。
風邪でも筋トレをしたい、しないと落ち着かない気持ちは痛いほどわかりますが、「たまには休むか」ぐらいの気持ちで、大きく構えましょう。
それが結果的に筋肉アップにつながる近道です。まずは風邪をひかないことを祈ります!